- 2012-01-06 (金) 22:31
- コラム
個人輸入で手に入れる海外プロテインの主要ブランドといえば、チャンプ(チャンピオン社)とオプチ(オプティマム社)が双璧でしょう。どちらも、国産プロテインに比べれば圧倒的に高品質で、しかも価格は安いという理想的なプロテインを多数発売しています。
どちらを選ぶかは、最終的には好みの問題になりますが(もちろんNOW社やVPX社などのプロテインも魅力的ですが・・・)、両者にはどのような違いがあるのか、主力商品の基本事項を比較してみましょう。
比較対象とするプロテインは、チャンピオン社がピュアホエイ プロテインスタック(左)、オプティマム社が100%ホエイ ゴールドスタンダード プロテイン(右)とします。どちらも世界的な超有名プロテインです。
まず一番肝心なタンパク質の含有量ですが、どちらもほぼ80%ですので、この点では互角。一番の比較要素が同等ですので、基本的にはどちらを選んでも問題ないということで間違いはなさそうです。
次にホエイの質という点ですが、こちらはより純度の高いWPI(ホエイプロテインアイソレート)の含有率という面で、オプチに若干軍配が上がるようです。もちろん、チャンプにもWPIが配合されていますので、それほど大きい違いではありません。
価格については、同じ2.3㎏入りの場合、オプチが7,980円で、チャンプが7,280円となっています。ホエイの質の差がそのまま価格に反映されているといってよいでしょう。ちなみに、ピュアホエイスタックはアマゾンやアイドラッグストアーでも買うことでき、この場合はもう少し安く手に入れることができそうです。
こうした信頼できるショップでの入手のしやすさという点では、サプリンクスやサプマートU.S.Aといった大手輸入代理店での購入が基本となるオプチより、チャンプのほうが優位性は高いといえるでしょう(零細代理店の利用は、「届かない」「フタが開いていた」などのリスクもあるため、おすすめできません)。
もうひとつ肝心な要素は「味」でしょう。これは人それぞれの嗜好、つまり「好み」の問題が大きいことから参考程度にとどめますが、一般的にオプチのほうがアメリカ人向けの「甘い」仕様になっているといわれます。実際、アメリカではオプチのほうが人気があり、良くも悪くもアメリカ人用という感じなのでしょう。
もちろん、味についての基本的な評判は、どちらも「美味しい」というものが圧倒的です。チョコレート味など無難なタイプを選んでおけば、共にそれほど大きな違いはないでしょう。
以上が基本的な比較事項ですが、もし「どちらか一つを選べ」といわれたら、海外プロテインの利用が初めての方にはチャンプをおすすめします。それで完全に満足すれば問題なし。もし「別のも試してみたい」となったら、今度はオプチを試してみるとよいのではないでしょうか。
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